テシア
名称 | テシア/Tethyr |
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首都 | ダロマー |
元首 | ザランダ・スター・リンドーン女王君主(混沌にして善、人間の女性、ファイター7/ウィザード6) ヒードラックIII世王(中立にして善、人間の男性、ファイター2/ウィザード6) |
人口 | 3,771,360(人間76%、ハーフリング20%、エルフ3%) |
政治形態 | 封建君主制 |
宗教 | イルメイター、シアモーフ、ティア、トーム、ヘルム |
主たる輸入品 | 魔法のアイテム、傭兵、香辛料、武器 |
主たる輸出品 | 龍涎香、カーペット、チーズ、布、魚、果物、家畜、ナッツ、真珠、パイプ草、敷物、絹、茶、野菜、ワイン、鯨油 |
属性 | 混沌にして善、真なる中立、秩序にして善 |
説明文 | テシアでは数十年に及んだ内戦が最近終了し、2人の新しい君主が誕生した。ザランダ・スター・リンドーン女王君主とヒードラックIII世王(偉大なウィザードであるシャドウデイルのエルミンスターに、リーオという名前で書記として長年に渡って仕えてきた)が強力に統治することにより、この冷笑的で、疑い深く、戦争でばらばらになった土地に希望を取り戻そうとしている。テシアは現在発展しつつあり、煮えきらない隣人と絆を築きつつあり、モンスターを駆逐しつつある。この国の政治情勢についていえば、今でもたくさんの陰謀が張り巡らされている。人々は、他者の問題に干渉することを認めている組織(たとえばハーパー?)を信用していない。森のエルフは今でも、新たな支配者たちを警戒している。なぜならその直前の3人の王たちは大森林を斧、火、剣で屈伏させようとしていたから。西にあるネランサー諸島に住んでいる海賊は、この王国の海上通商を荒らしている。そのなかには、遥かなるマズティカとの交易も含まれている。 |
出典 | FRCS/p110 |
生活と社会
主要な地勢
重要地点
ダロマー
(巨大都市 68,520)
新しい首都。女王とその配偶者が住んでいる。ダロマーはテシア最大の都市になった。ここには良く訓練された部隊がおり、たくさんの傭兵が引き寄せられてくる。山賊狩りやモンスター狩りとして、訓練と雇用を求めてくるのだ。ここには小さな学校もあり、ソーサラーやウィザードがいる。これらのソーサラーとウィザードは、南にあるカリムシャンヘ行こうという意志をまったく持っていない。
(大きな都市 14,389)
この要塞都市にはゴーストがたくさんいるが、人々は幸福で活気に溢れているため、幽霊話はものすごく誇張されていると訪問者たちは信じている。ヴェレンは、ネランサー海賊に対する海軍の拠点として重要であるとともに、漁港として価値が高い。ここでは船乗りの冒険者がとても歓迎されている。
(巨大都市 116,485)
ザゼスパーではテシア、カリムシャン、そしてその他の文化や建築術の影響が混ざっている。この都市はテシアの前の首都でありサルダスクーン川の河ロこよって2つの地区に分かれている。この都市を支配しているのは領主会議だ。新しい首都ダロマーに名声を奪われたことを、この都市は恨んでいる。ここにはウィザードやソーサラーがほとんど住んでいない。なぜならオームーから逃げてきたウィザードやソーサラーは、ザゼスパーよりもっとずっと遠くまで旅するのが普通だから。この都市はカリムシャンに近いため、ここにいる秘術勢力はすぐに南方で雇用されて、満足のいく賃金と生活を得ることになる。
(巨大都市 51,390)
この城壁で囲まれた都市は、テシアにある他のいかなる都市よりもカリムシャンに似ている。ここにある港を、国の農産物が流れている。昔ここに反乱貴族家が住んでいたため、汚名を雪ぐために頑張っている。ミラトマにはソーサラーとウィザードがあまりいない。大部分が雇用を求めてカリムシャンに行ってしまっているのだ。しかしながらこの都市はジャガー警備隊で有名だ。これは、西にあるエキゾチックな土地マズティカから連れて来られた高貴な戦士のグループである。
(小さな町 1,713)
この城壁で囲まれた都市は、次の点で重要だ。すなわち"通商道"における位置、集団指導体制(町民と近隣のドルイドが統治している)、強力なドルイドがいる森に近いこと。その森に関っている200人近いドルイドは、町民と一緒に森を守ったり、ウィールダス森林のエルフを怒らせない方法を"通商道"を通る人々に教えたりしている。
(巨大都市 85,650)
落星海との間を行き来する交易で重要な都市。オームーがマズティカに植民した時、リアタヴィンはほとんど利益を得なかった。オームーの"六評議会"にほとんど無視されたリアタヴィンは、1370DR年にテシアに寝返った。それまで隠遁していたソーサラーやウィザードたちが姿を現し、この都市の指導者たちの決断を支持するとともに、オームーの報復に対する防衛を支援することを表明した。