武器名大辞典:実在武器編

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片手剣
ショートソード Short Sword(英) ショートソード ロングソードと比べ刀身が短い片手剣。西欧の刀剣の大まかな分類名である。
全長は70〜80cm程度。
グラディウス gladius(ラ) ショートソード 古代ローマ時代の歩兵用の片手剣。刃渡り50cm前後、重量1kg前後。
スクラマサクス scramasax(英) ショートソード サクソン人が用いるナイフ「サクス」の中でも特に刃が長い物のもので、戦争用武器として用いられた。
ロングソード Long Sword(英) ロングソード ショートソードと比べ刀身が長い片手剣。西欧の刀剣の大まかな分類名である。
全長は80〜100cm程度。
ブロードソード ロングソード 17世紀に作られた両刃の打ち切り用刀剣。
レイピアと比べて刃が広いため広刃剣と名付けられているがロングソード等とさほど幅に違いはない。
アネラス Anelace(伊) ロングソード イタリアのブロードソード。
スパタ Spata(ラ) 古代ローマの騎兵用の片手剣。
サイフォス Xiphos(英) 古代ギリシアの剣。
カッツバルゲル Katzbalger(独)
ヤタガン Yatagan オスマン帝国で16世紀から19世紀後半まで使用された歩兵用の刀剣。


イルウーン
スキアヴォーナ
ワルーン・ソード Walloon Sword
フィランギ
クリシュマルド
スモールソード
シミター scimitar シミター 片刃の曲刀。西欧の刀剣の大まかな分類名である。
ファルシオン falchion 片刃の幅広の曲刀。
全長は70〜80cm程度。
カトラス cutlass(英) 湾曲した刃を持つ剣で、刃が湾曲している側が鋭利になっている。
刀身が短く船など狭い場所での使用に向くため船乗りが好んで使った。
全長は50〜60cm程度。
コピシュ Kopis、Kopsh 古代エジプトの刀剣で、湾曲した内側に刃を有する刀。シックル・ソード(sickle sword)とも呼ばれる。
サパラ Sapara 古代アッシリアの刀剣。
ファルカタ Falcata 古代イベリア半島の曲刀。
その後、共和政ローマでもグラディウス・ヒスパニエンシス(Gladius Hispaniensis:ラテン語)として用いられた。
根元から三分の二位までは片刃で、刃先の部分は両刃で鋭く尖っている。
サーベル sabel(蘭) シミター 16世紀以降、騎兵が用いる曲がった刀身を持つ刀剣。英語でセイバー(sabre、もしくはsaber)。
バデレール badelaire
シャムシール shamshīr 「シャムシール」は本来ペルシア語で「刀剣」を意味する普通名詞である。通常は中近東に見られる、曲がった細身の片刃を持つ刀剣を指す。
キリジ Kilij 「キリジ」は本来トルコ語で「刀剣」を意味する普通名詞である。通常は、トルコで用いられた片刃の曲刀を指す。
ショテル shotel エチオピアの両刃の剣。刀身はS字に湾曲しており、盾を構えた敵を攻撃できる。
サイフ Saif、Sayf 「サイフ」は本来アラビア語で「刀剣」を意味する普通名詞である。通常は、やや広めの身幅と湾曲した刀身を持ったアラビアの曲刀を指す。
タルワール talwar インドやパキスタン、バングラデシュ、アフガニスタンに見られる、大きく曲がった細身の片刃刀。
ムガル帝国の下で広範囲にわたって使用され、トルコ、モンゴルまで広がった。
プルワー pulwar アフガニスタンやパキスタンの片刃の曲刀。パシュトゥーン人の伝統的な刀剣である。
レイピア
エペ
両手剣
バスタードソード
グレートソード
ファルクス falx 古代ローマ時代、ダキア人が用いた両手剣。刀身が大きく鎌のように反り返った刀剣。
クレイモア
マクアフティル
短剣
ナイフ
ダガー
バゼラード
クリス
ククリ
ジャンビア
キーラ
パラゾニウム
チンクエディア
アキナケス
ソードブレイカー
マインゴーシュ
マンダウ
スティレット
マチェーテ
バターディア
フセット
ミセリコルデ
苦無

槍・竿状武器

スピア
ショート・スピア short spear(英) ショート・スピア ロングスピアと比べ全長が短い槍。西欧の槍の大まかな分類名である。
全長は1.2~2m。
フラメア framea ショート・スピア 細く長く左右対称の柳葉型の鋭い穂が特徴なシンプルな形状の槍。傷口を広げる為の工夫だとされる。
古代から中世にかけてケルト人、ゲルマン人、フランク人が用いた。
全長1.8~2.1m
アールシェピース Ahlspiess(英) ショート・スピア 全長の半分近くに及ぶ長い金属製四角錐の穂先が特徴。突錐槍の意。
全長は1.2~1.5m。14~16世紀
ロングスピア longspear(英) ロングスピア ショート・スピアと比べ全長が長い槍。西欧の槍の大まかな分類名である。
全長は2~3m。
ハスタ hasta(ラ) ロングスピア 古代ローマで用いられた槍
全長は2~3m。
メザラク Mezraq 18世紀のインド-ペルシアで使われていた穂先が二股に別れた槍。
バルーチャ Barchha インドで使われていた槍の一種。
ランデベヴェ langdebeve(英) 穂先が両刃で幅広になった鉾。
全長1.5~2.5m。15~17世紀
オックスタン Ox Tongue(英) ランデベヴェの別名
パルチザン partisan ロングスピア 幅広大型な三角形の穂先と、その根元の片側ないし両側に突起が設けられた形状の長槍。ランデベヴェが発展した武器である。
全長1.8~2.5m。15~18世紀
スプントーネ
コルセスカ Corsesca(伊) ロングスピア 両刃の穂先と、その根元の左右両側にフック状の刃が付いた形状の槍。ランデベヴェが発展した武器である。
全長2.2~3.0m。15~17世紀
ショヴスリ chauve-souris(仏) ロングスピア コルセスカの発展形。刃根元の両側についた刃が、蝙蝠の羽の様な形状をしているのが特徴。
全長2.2~2.5m。15~17世紀
フリウリ・スピア friuli spear コルセスカの発展形。刃根元の両側についた突起が、外側に反り、あたかも鴎が空を飛んでいる様な形状をしている。
全長1.8~2.0m。15~17世紀
サリッサ sarissa(英) 古代マケドニア王国で用いられた非常に長い槍。
全長4~6m
パイク pike(英) 歩兵が対騎兵用の武器として使用された非常に長い槍。
全長5~8m
オウル・パイク awl pike(英) 全長3~3.5mに対し、80cm~100cmの長い穂先を持つ。
全長3.0~3.5m
キャンドル・スティック candle stick 円錐状の穂先と、円形の鍔を備えた蝋燭立てに似た形状の槍
全長3.0~5.5m
ビル bill 鉤状の穂先を備えた竿状武器。 敵を引っ掛けて倒し、打ち据えるために用いる。農業用の鉈鎌から発達したものである。
全長2.0~2.5m
ギザーム gisarm(英) 鎌の背に刺突用の穂先を取り付けたような形状をした竿状武器。 ビルが発展したものだと言われる。
全長2.5~3.0m
ロンコーネ roncone(伊) ギザームが発展した、複雑な形状の穂先を持つ竿状武器。
全長2.5~3.0m
トライデント trident(英) 穂先に三本の刃が付いた槍。
全長は1.5~2m。
フェスキーナ fuscina 古代ローマの剣闘士が用いたトライデント。
全長は1.2~1.8m。
ジャヴェリン
ピルム
ゴーデンダッグ Goedendag オランダ語で「こんにちは」の意味。
クォーターパイク quarterpike 船上で扱う為に槍を短く切り詰めたもの。
全長は40~50cm。
ボーディング・パイク クォーターパイクの別名。
ランス
蛇矛
方天画戟
ウィングドスピア、ボアスピア、、キシトン、コンタス、テポストピリ、ピルムムルス、ハーフパイク、ブリーチパイク、ロッスシンダー

ハンドアックス
ウォー・アックス War axe
グレートアックス
フランキスカ francisca フランク族が投擲武器として用いた戦斧。
ラブリュス
セルティス Celtis
タバール
バルディッシュ
トポロク
ケーテン
カリンガ Kalinga フィリピンの山地民イゴロット諸族が用いた戦斧。
トマホーク
ウォーピック
ザグナル
アクゥ
ショカ
ブージ
ヴォウジェ vouge
全長は2.0~3.0m。
グレイブ glaive 大きな剣状の先を持つ竿状武器。
全長は2.0~3.5m。
フォシャール fauchard(仏) グレイヴの刀身の背の部分に鉤を設けた竿状武器。
全長は2.0~3.5m。
クーゼ Kuse(独) フォシャールを大型化し、装飾を施した儀礼用の竿状武器。。
全長は2.2~2.8m。
ポールアックス
ハルベルト
ロンパイア
Masakari
杖・棍
クラブ
ワンド
ロッド
カジェル
スタッフ
ケーン
シャレラバディ
タイアハ
メイス
ハンマー
ウォーハンマー
モール
ナトジーク
フレイル
モーニングスター
ヤントック
アムード
格闘武器
ホラ
カエストス
バグナウ

ショートボウ Short bow おおむね全長1メートル未満の弓。
ロングボウ Longbow 本来は縦(Long)にして使う弓という意味である。
全長1.5~1.8m
セルフボウ Self Bow 単一の木材で作られたショートボウのこと。
ラップドボウ Wrapped Bow セルフボウに動物の腱や革などを巻いて強化した弓。
コンポジットボウ Composite Bow 複数の材料を張り合わせる事で射程と破壊力を向上させた弓。
カマン Kaman ペルシア語で「弓」の意。
ジェンダワ Gendawa ジャワ島で用いられたセルフボウの一種。弓筈(弓の両端=弦を装着する場所)には動物の角を使用する。
全長1.2m程度。
ヒンディ
カマサ
弓胎弓 Higoyumi
重藤弓 Shigetouyumi
クロスボウ
アルバレスト
ガストラフェテス
ザンバーハ
ハーケンビュクゼ
アークゥイバス
カービン
マッチロック
デリンジャー
ピースメーカー
ハンドゴンネ
ハンド・カルバリン