キルデベルト1世
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- フランク王国の創始者クロヴィス1世の三男。王妃クロティルデの間の次男。
- クロヴィス死後の領土分割において、パリを首都とする地域を継承した(ソンム川とロワール川の間に挟まれた地域を領土としており、ブルターニュ、ノルマンディー、ブリーの諸地方およびアキテーヌ地方西部から構成されていた)。
- 523年、キルデベルトと同腹の兄弟たちは、ブルグント王国を攻めた。
- この戦争中に兄のオルレアン王クロドメールが戦死すると、キルデベルトと弟のクロタール1世は、クロドメールの幼い遺児たちから王国を横取りしようと企んだ。
- キルデベルトと弟クロタールは532年に2度目のブルグント遠征を開始し、534年にブルグント王ゴドマール2世を敗死させ、ブルグントをフランク王国領に併合した。
- 息子のいないキルデベルトは甥のテウデベルト1世を養子にして後継ぎとして扱ったが、テウデベルトは547年に死去した。
- 相続人がいないまま558年に死去し、弟のクロタール1世が領土を継承した。妻と娘はクロタールによって宮廷を追われた。