イラン神話
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アフラ・マズダ | |
ウォフ・マナフ | ゾロアスター教の善神。その名は「善き思考」を意味し、悪神アカ・マナフと対抗する。動物の守護神とされる。 |
アシャ・ワヒシュタ(アシャ) | ゾロアスター教の善神。その名は「最善なる天則」を意味し、悪神ドゥルジと対抗する。火の守護神とされる。 |
スプンタ・アールマティ(アールマティ) | ゾロアスター教の善神。その名は「心に従う者」を意味し、悪神タローマティと対抗する。大地の守護神とされる。 |
フシャスラ・ワルヤ(クシャスラ) | ゾロアスター教の善神。その名は「望ましき王国」を意味し、悪神サウルウァと対抗する。鉱物の守護神とされる。 また、後世の神学では天空の神とされるが、これは天空が鉱物で出来ているとする古代イランの世界観に基づく。 |
ハルワタート | ゾロアスター教の善神。その名は「完全」を意味し、悪神タルウィと対抗する。水の守護神とされる。 イスラム教ではハールートという天使の伝承に変化した。 |
アムルタート | ゾロアスター教の善神。その名は「不滅」を意味し、悪神ザリチュと対抗する。植物の守護神とされる。 イスラム教ではマールートという天使の伝承に変化した。 |
ミスラ | 司法神であり、光明神であり、闇を打ち払う戦士・軍神であり、牧畜の守護神としても崇められた。 古くはアフラ・マズダーと表裏一体を成す天則の神だったが、アフラ・マズダが絶対神とされるに至り、ミスラはヤザタの筆頭神に位置づけられた。 その名は「契約」を意味する。千の耳と万の目を以て世界を監視するとされる。また、死後の裁判を司るという。 インド神話のミトラと同起源。ギリシア神話に取り入れられ、ミトラースとして太陽神、英雄神として崇められた。また、ユダヤ教の大天使メタトロンの起源ともされる。 |
スラオシャ | ゾロアスター教の下級の神もしくは天使階級にあたるヤザタの1人。その名は「聞くこと」を意味し、「聴取」と「従順」を守護する。 |
アナーヒター | ゾロアスター教の下級の神もしくは天使階級にあたるヤザタの1人。その名は「清浄」を意味する川や水を司る水神。ペルシア七曜神では金星神とされる。 インド神話におけるサラスヴァティーと同起源。バビロニア神話のイシュタル、ギリシャ神話のアフロディーテと同一視された。また、リュディアではキュベレーやアルテミスと同一視された。 |
ティシュトリヤ | ゾロアスター教の下級の神もしくは天使階級にあたるヤザタの1人。星と慈雨の神。アパオシャと対抗する。 |
ウルスラグナ | ゾロアスター教の下級の神もしくは天使階級にあたるヤザタの1人。その名は「勝利」を意味する。 |
アンリ・マンユ | ゾロアスター教の悪神。アフラ・マズダーに対抗し、絶対悪と表される。七大魔王の一にして魔王の中の魔王。 |
ダエーワ | アンラ・マンユに仕えている悪魔達の総称。インドにおけるデーヴァと共通語源。 |
アカ・マナフ | ゾロアスター教の悪神。七大魔王の一。その名は「悪しき思考」を意味し、善神ウォフ・マナフと対抗する。 |
ドゥルジ | ゾロアスター教の悪神。七大魔王の一。その名は「虚偽」を意味し、善神アシャ・ワヒシュタと対抗する。 |
サウルウァ | ゾロアスター教の悪神。七大魔王の一。その名は「無秩序」を意味し、善神フシャスラ・ワルヤと対抗する。 インド神話の暴風神ルドラ(後の破壊神シヴァ)のゾロアスター教での姿。 |
タローマティ | ゾロアスター教の悪神。七大魔王の一。その名は「背教」を意味し、善神スプンタ・アールマティと対抗する。 |
タルウィ | ゾロアスター教の悪神。七大魔王の一。その名は「熱」を意味し、善神ハルワタートと対抗する。 また、悪神ザリチュのパートナーであり、常に並び称される。植物を滅ぼし、毒草を蔓延らせる。 |
ザリチュ | ゾロアスター教の悪神。七大魔王の一。その名は「渇き」を意味し、善神アムルタートと対抗する。 また、悪神タルウィのパートナーであり、常に並び称される。植物を滅ぼし、毒草を蔓延らせる。 |
アエーシュマ | ゾロアスター教の悪神。その名は「狂暴」を意味し、ミスラやスラオシャと対抗する。 ユダヤ教の悪魔アスモデウスの起源とも言われる。 |
アパオシャ | ゾロアスター教の旱魃の悪神。ティシュトリヤと対抗する。 |
アジ・ダハーカ | |
ズルワーン | その名は「時間」を意味する。ギリシア神話に持ち込まれアイオーンと呼ばれた。 |