「火の元素界」の版間の差分
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            |魔法的特性                = <b>魔法の増強</b>:[火]の補足説明がついた呪文や擬似呪文能力は威力最大化され、距離延長される(《[[呪文威力最大化]]》と《[[呪文距離延長]]》の特技が使われたかのようになるが通常より高いレベルの呪文スロットは必要としない)。すでに威力最大化されたり距離延長されている呪文や擬似呪文能力は、これらの利益の作用を受けない。<br><br><b>魔法の阻害</b>:水を使用したり創造する呪文や擬似呪文能力(水の領域の呪文、[[ウォーター・エレメンタル]]や(水)の副種別を持った来訪者の招来を含む)は阻害される。  |             |魔法的特性                = <b>魔法の増強</b>:[火]の補足説明がついた呪文や擬似呪文能力は威力最大化され、距離延長される(《[[呪文威力最大化]]》と《[[呪文距離延長]]》の特技が使われたかのようになるが通常より高いレベルの呪文スロットは必要としない)。すでに威力最大化されたり距離延長されている呪文や擬似呪文能力は、これらの利益の作用を受けない。<br><br><b>魔法の阻害</b>:水を使用したり創造する呪文や擬似呪文能力(水の領域の呪文、[[ウォーター・エレメンタル]]や(水)の副種別を持った来訪者の招来を含む)は阻害される。  | ||
| − |             |住人                      =    | + |             |住人                      = 内方次元界の中で最も過酷な世界の1つであるにも関わらず、火の元素界は最も活気に満ちており、住人も多い。ここには数多くのエレメンタル、(火)の副種別を持つ来訪者、火を用いるクリーチャーなどが住んでいる。<br>エレメンタルは、この次元界そのものの一部が知性を持ったものであり、なにがしかの意志や目的のようなものを持って活動している。これらのクリーチャーには、物質界のクリーチヤーのエレメンタル版のようなものもいればく呪文の使い手が各種のサモン・モンスター呪文によって親しんでいるファイアー・エレメンタルもいる。こういったエレメンタルたちは通常、肉体を持った温度の低いクリーチヤーをよく思っておらず、多くは燃やして炎にくくるためだけに攻撃を仕掛けてくる。<br>イフリート、エイザー、サラマンダーといった来訪者たちは、もっと組織化された社会を持っている。彼らはしばしば大規模な定住地を作っているが、中でも有名なのがイフリートの都市たる“黄銅城”である。<br>来訪者はエレメンタルに比れば(多少なりとも)外来者に対して友好的であり、いくつかの共同体はわざわざ旅行者をもてなしてくれる。<br>火を用いるクリーチャーにも火の元素界を住処とするものたちがいる。 通常は出身次元界に通じる元素界の飛び地や渦動の近くに住んでいる。こういった場所では、デヴイルのような[火]への完全耐性を持つクリーチャー(デーモンやセレスチャルはそうでない点に注意)も見かける。黄銅城と九層地獄の間では頻繁に、情報、物資、捕虜などが取引されている。<br>火の元素界の住人たちが話す現地語は火界語である。これは、かん高く、シューシューいう音やカチカチいう音を含んだ言語である。訪問者と交流のある原住種族は追加の言語を話すこともある。このような場合によく用いられるのは、冥府語と物質界の共通語である。  | 
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*黄銅城  | *黄銅城  | ||
2019年10月9日 (水) 02:52時点における版
| 火の元素界 / | |
|---|---|
| 内方次元界 | |
| 解説 | ほぼ純粋に火の元素からなる内方次元界。  火の元素界ではあらゆるものが燃えている。地面は常に形を変え続ける高密度の炎の板にすぎない。大気は永遠に続く炎の嵐のせいで波打ち、最もよく見かける液体は水ではなくマグマである。海は液体の炎で満たされ、山々は溶けた溶岩を吐き出している。準備を怠った旅行者たちにとって、ここは文字どおり火葬場であり、きちんと覚悟と準備をして挑む冒険家にとっても、快適な場所とは言い難い。ここでは、火は燃料や空気が無くても燃え続けることができるが可燃物が持ち込まれたなら、いとも簡単に焼き尽くされてしまう。元素の火はまるで互いを飲み込みながら永遠に燃え盛る世界を形作っているかのようだ。  | 
| 物理的特性 | 通常の重力 通常の時間流  | 
| 元素およびエネルギー特性 | 火元素優勢 | 
| 属性的特性 | |
| 魔法的特性 | 魔法の増強:[火]の補足説明がついた呪文や擬似呪文能力は威力最大化され、距離延長される(《呪文威力最大化》と《呪文距離延長》の特技が使われたかのようになるが通常より高いレベルの呪文スロットは必要としない)。すでに威力最大化されたり距離延長されている呪文や擬似呪文能力は、これらの利益の作用を受けない。 魔法の阻害:水を使用したり創造する呪文や擬似呪文能力(水の領域の呪文、ウォーター・エレメンタルや(水)の副種別を持った来訪者の招来を含む)は阻害される。  | 
| 住人・請願者 | 内方次元界の中で最も過酷な世界の1つであるにも関わらず、火の元素界は最も活気に満ちており、住人も多い。ここには数多くのエレメンタル、(火)の副種別を持つ来訪者、火を用いるクリーチャーなどが住んでいる。 エレメンタルは、この次元界そのものの一部が知性を持ったものであり、なにがしかの意志や目的のようなものを持って活動している。これらのクリーチャーには、物質界のクリーチヤーのエレメンタル版のようなものもいればく呪文の使い手が各種のサモン・モンスター呪文によって親しんでいるファイアー・エレメンタルもいる。こういったエレメンタルたちは通常、肉体を持った温度の低いクリーチヤーをよく思っておらず、多くは燃やして炎にくくるためだけに攻撃を仕掛けてくる。 イフリート、エイザー、サラマンダーといった来訪者たちは、もっと組織化された社会を持っている。彼らはしばしば大規模な定住地を作っているが、中でも有名なのがイフリートの都市たる“黄銅城”である。 来訪者はエレメンタルに比れば(多少なりとも)外来者に対して友好的であり、いくつかの共同体はわざわざ旅行者をもてなしてくれる。 火を用いるクリーチャーにも火の元素界を住処とするものたちがいる。 通常は出身次元界に通じる元素界の飛び地や渦動の近くに住んでいる。こういった場所では、デヴイルのような[火]への完全耐性を持つクリーチャー(デーモンやセレスチャルはそうでない点に注意)も見かける。黄銅城と九層地獄の間では頻繁に、情報、物資、捕虜などが取引されている。 火の元素界の住人たちが話す現地語は火界語である。これは、かん高く、シューシューいう音やカチカチいう音を含んだ言語である。訪問者と交流のある原住種族は追加の言語を話すこともある。このような場合によく用いられるのは、冥府語と物質界の共通語である。  | 
| 遭遇表 | 火の元素界での遭遇 | 
- 黄銅城