チョンダス

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名称 チョンダス/
首都 アラバー
元首
人口 1,982,880(人間96%、エルフ2%、ドワーフ1%)
政治形態 都市国家連合
宗教 ターロステンパスヘルムマラーリーラワーキン
主たる輸入品 金属
主たる輸出品 材木、傭兵、塩、香辛料
属性 真なる中立、秩序にして中立、中立にして悪
説明文 相互に同盟関係を結んだ、落星海の南岸沿いに散在する都市国家や町の集団となっている現在のチョンダスを見る限り、強力なセンピア国に定住した商人の故郷だった国と同じ国であることをイ言じるのは難しい。ヴィルホンにある他の大部分の都市はかつて、この帝国の一部だったか、その残忍な軍隊に虐げられていた。現在のチョンダスは、その栄光からの没落、支配者たちの貧欲な野望、この国を取り囲む敵によって闇と化した国である。交易により、継続的に遠方から人々がチョンダスにやって来ては去っていっている。そのためこの国は訪問者が期待するよりも、さまざまなやり方や外国人に対してより寛容だ。
出典 FRCS/p117



生活と社会

主要な地勢

重要地点

アラバー

(巨大都市 61,012)

アラバーは不規則に広がった太古の都市だ。衰退した帝国の首都である。この巨大都市は古いが、清潔で良く整備されている。ここの人々は漁民、商人、職人、傭兵だ。ここでいう傭兵のなかには、任務の合間にこの都市で休息する傭兵部隊のメンバーや、この首都に恒久的に駐在している私設軍隊のメンバーも含まれている。
アラバーは、いわゆる"エメラルド道"の西端にある。この道はチョンダスを横断し、最後はラスで終わっている。南へ向かう"金道"もまた、ここで終わっている。この2本の道と、ヴィルホン入江における位置のおかげで、アラバーは交易の中心地となっており、チョンダスの財政に貢献している。
この都市で最もきらびやかな建築物はジェネロンだ。"アラバーおよび全チョンダスの領主"エレス・ウィアナー(中立にして悪、男性の人間ウィザード13/アークメイジ1)の宮殿である。これは金と銀がきらめく堂々たる大伽藍であり、ウィアナーの私設軍隊の兵舎や拠点がその回りを囲んでいる。この都市の外壁沿いにはさまざまな貴族の家があり、それぞれが独自の私設軍隊を持っている。アラバーは、どこでも蹂躙できるだけの軍事力を持っている。アラバーの一般人は、ヴイルホンにいる他の人々と同様にウィザードを警戒しているが、エレス・ウィアナーはそうでない。彼はレッド・ウィザードに居住区を与えた。


イルジャック

(大きな都市 17,432)

中央付近に位置するこの港は、30年前に灰塵に帰した。ひどい交易戦争の犠牲となったのだ。新しい城壁を完成されたこの都市は、もう一度不意打ちを食らいたいとは思っていない。イルジャックの主要産業は漁業と農業だ。ここの畑はさまざまな穀物を生産している。この穀物は、最終的にはチョンダス全土に行き渡っている。アントン・イノラン総督(中立にして悪、男性の人間、ファイター13)による統治はチョンダス人の標準から見ればかなり寛容だ。彼はアラパーの傀儡であると信じている着がたくさんいるが、彼はそれを否定じている。

シャンフ

(巨大都市 32,685)

"交差点の都"として知られている。なぜならこの都市はエメラルド道と、南へ向かう"古道"の交差点にあるから。シャンフは、イルジャックとラスが行なっている戦争から多大な利益を得て繁栄している。南からやって来た商人は戦争地域に入らずに、シャンフでとっとと商品を売り払ってしまう。するとシャンフの商人が、最高値をつけた者にそれらの商品を売る。ティアン・リダウン市長(秩序にして中立、男性の人間、ローグ11)は、この状態をすぐに終わらせたいなどとは思っていないため、この戦争を継続させるためにできることをすべて行なっている。

ラス

(大きな都市 23,969)

ダーヴィス・シェネルム領主(混沌にして中立、男性の人間ファイター14)が、この騒がしい港を支配している。ここの主たる輸出品は、近くにあるナン森で切り出した材木だ。エメラルド団は、この伐採作業を注意深く監視している。"古い道"をやってくる商品の流れを巡って、ラスはイルジャックとちょっとした交易戦争を行なっている。傭兵と冒険者はここで、常に仕事を見つけることができる。キャラバンを守る仕事か、キャラバンを攻撃する仕事のどちらかだ。

レス

(巨大都市 63,191)

レスは、チョンダスの海岸の遥か北端にある。この都市は"腐敗戦争"時にチョンダスから独立し、現在では可能な限りチョンダスに関らないようにしている。かつては剣闘士の訓練所として有名だった。レスでは今でも巨大な闘技場で"10日間"に2回のペースで剣闘士の戦いが開催されている。剣闘士の大部分は、名声と富を求める自由民の冒険者だ。そして、名声と富を手に入れた者がたくさんいる。
レスの主要産業は漁業、採石、伐採だ。伐採により、レスとエメラルド団の間にある程度の緊張が走っている。この都市は、ゆっくりと林業を放棄しつつある。材木の主要供給源であるナン森は結構遠いし、ドルイドを怒らせる危険を冒す価値があるくらい儲かる産業ではないから。
レスを支配しているのは自由選挙で選出された市長だ。この人物は、市民の懸念に注意を払っている。真の権力を握っているのは"七元老"だ。各々が政府の特定の方面の面倒を見ている独裁者たちである。一方ゼンタリムが、この都市の官僚と交渉を開始した。ここにあるベインの"暗黒の瞳の寺院"を通して、そして政治的に、チェセンタに対する橋頭堡を得るためだ。

地域の歴史

陰謀と噂