ダマラ
名称 | ダマラ/Damara |
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首都 | ヘリオガバラス |
元首 | ドラゴンズ・ベイン王 |
人口 | 1,321,920(人間87%、ドワーフ6%、ハーフリング4%、ハーフオーク2%) |
政治形態 | 君主制 |
宗教 | イルメイター、シルヴァナス、テンパス |
主たる輸入品 | 食料品、家畜、木 |
主たる輸出品 | 宝石、金、鉄、銀 |
属性 | 秩序にして中立、真なる中立、中立にして悪 |
説明文 | インピルターの北、月海の東に、かつて強大な国だったダマラがある。現在は山にいるオークとノールや、隣人たちとの何十年にも及ぶ戦争から複興している最中だ。この国ではあらゆる種族と大部分の宗教が容認されているため、タト来者に対して友好的だ。モンスターを殺害する技能を持っている者は、特に優遇される。政治と冒険に興味を持つ者なら、ここでたくさんの機会を見つけることができる。ダマラは近隣各国と友好関係を維持しており、、宝石の貿易で繁栄している。この貿易は、豊富なカルセドニ(赤い斑点から"ブラッドストーン"と呼ばれている)鉱山に依存している。しかしながらダマラの指導者たちは、ヴァサと隣接している地域を慎重に監視している。そこで何らかの奇妙な脅威が発生するかもしれないと、準備しているのだ。 |
出典 | FRCS/p221 |
生活と社会
主要な地勢
ガレナ山脈
地森
ブラッドストーン峠
重要地点
(巨大都市 44,111)
ここには昔からダマラの玉座があるが、新しい君主のために現在再開発されている。ここは繁栄している交易都市だ。フェイルーンの他の地域から北方へ旅する商人たちにとって、ここは文字通り道の終点に当たる。へリオガバラスは全ダマラにタト国の商品を供給している。ヘリオガバラスに影響を与えているのは、独立した商人ギルドだ。5年前まで、この都市には軍がなかった。ギルドが支配する傭兵しかいなかったのだ。新しい王は、傭兵を解雇するようギルドに命じた。そして現在は若き新兵を率いる、年老いたイルメイターのパラディンたちがこの都市を守っている。
(大きな都市 14,116)
ここは男爵領の首都であり、巨大な、徹底的に要塞化された城の回りに建設されている。この都市と男爵領は、インピルター国と友好関係を維持している。隠遁して"魔王"の支配を生き延びた"若き"ドンレヴィ男爵(秩序にして中立、男性の人間、ファイター3/ローグ3)は、ドラゴンズベイン王の戴冠をインピルターに承認させた。ドンレヴィ男爵は今では豊かな貴族となっており、王とインピルターを繋ぐ主たる連絡係となっている。トレイルズエンドは、ダマラに来る外来者が通常最初に見る都市であるため、冒険者に特殊な仕事を斡旋することだけを専門に行なっている企業がいくつかある。
門
ブラッドストーン峠の両端には、要塞化された大きな壁がそれぞれ1つずつある。侵略に備えで"門"には食料が備蓄されており、定期的にパトロールされている。"ダマラ門"は長さ3マイル、高さ30フィート、バリスタが設置された塔が等間隔に配置されている。"門"の両端には、城が1つずつ立っている。"ヴァサ門"は長さ半マイル、高さ60フィート、"ダマラ門"と同様の塔が立っているが、端に城はない。"ヴァサ門"内では、たくさんの冒険者がキャンプしている。モンスター狩りの拠点として使用しているのだ。
地域の歴史
ダマラはおよそ300年前に、ブラッドフェザーズ王朝が建国した。かつては鉄、銀、ブラッドストーン(27gpの価値を持つ交易用延べ棒として取り引きされる。現在は不運な"呪われたお金"とみなされている)で潤う豊かな交易王国だったが、北西にあるヴァサからやってきた侵略者たちとの間で戦われた20年戦争によって凋落した。
ヴァサの"魔王"はジャイアント、ゴプリン、オーク、アンデッドからなる軍を率いてダマラに入り、最終的にはゴリアド浅瀬でヴァーディン・ブラッドフェザーズ王に勝利した。ヴァサの残忍なクリーチャーがダマラ化部を占領したが、地元の冒険者パーティが"魔王"の支配を打ち破ると、逃亡して散り散りになった。ゲアレス・ドラゴンズベインが、一般人を支援することによって下位貴族たちと同盟を固めることができたため、1359DR年にダマラの王として戴冠した。
ダマラ統一以降ドラゴンズベイン王(秩序にして善、男性の人間、イルメイターのパラディン20/クレリック5)は、国の経済と軍事力を再建するため懸命に働いた。ダマラはヴァサとの戦争から回復した。そして、北方の隣国からのさらなる侵略から国を守るため"門"を監視している。インピルターとの交易関係は芳しい。ブラッドストーン交易用延べ棒を受け入れる人々が増カロしている。
ドラゴンズベイン王は、冒険の地としてダマラの名声を高めることによリ、冒険者を集めようとしている。彼のエージェントたちは、次のようかものを引き合いに出している。すなわち鉱物資源が豊富な山脈、モンスターだらけのヴァサに近いこと、ディープ・ノームの幻術魔法学校、この土地が与えるその他のさまざまな機会。ドラゴンズベインは、ダマラに忠誠を誓って家を建てることを潔しとした。秩序と善の民に小貴族⑪称号を提供しさえした。これらの動機づけはうまく機能している。そして今では、安定した数の冒険者がダマラに流れ込んでいる。
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