宝石
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貴石
オパール |
クリソベリル(金緑石) | アルミン酸ベリリウムを主成分とする黄緑色の宝石であり、特殊な光学的現象を示すアレキサンドライトやキャッツアイはクリソベリルの変種である。 |
ルベライト | トルマリンの一。赤色を呈するものをいう。繊維状の組織を内包しており、キャッツアイ効果を示す。 |
ショール(鉄電気石) | トルマリンの一。黒色の宝石であり、トルマリンの中では最も一般的なものである。 |
ブラックオパール(黒蛋白石) | 遊色効果によって虹色に光がきらめくオパールのうち、石の地の色が黒色のもの。ブラックオパールはオパールの中でも希少性が高い。 |
半貴石
クリスタル(水晶) | 結晶性のよい無色の石英をいう。 |
アメシスト(紫水晶) | 紫色に色づいた透明な水晶類をいう。モース硬度7。 |
シトリン(黄水晶) | 黄色に色づいた透明な水晶類をいう。モース硬度7。 |
アゲート(瑪瑙) | |
スピネル(尖晶石) | 無色または半透明で、赤色、青色、緑色、黄色、褐色などがある。 レッド・スピネルは珍重されるが、よくルビーと混同される。 |
ラピスラズリ(瑠璃) | ラズライト(青金石)を主成分とし、方ソーダ石グループの鉱物(アウイン(藍方石)、ソーダライト(方ソーダ石)、ノーゼライト)が混ざった混合物であり、濃い紺色をした宝石。 |
タンザナイト | タンザニアで産出するゾイサイトを加熱処理することで濃い青色とした宝石。 |
アイオライト(菫青石) | ケイ酸塩鉱物の一種。見る方向によって青色もしくは黄緑-無色に見える多色性を有した宝石。ウォーターサファイアとも言われる。 |
ターコイズ(トルコ石) | 鮮やかな青色から緑色を呈する不透明な宝石。リン酸塩鉱物の一(CuAl6(PO4)4(OH)8·4H2O)。 |
ムーンストーン(月長石) | |
タイガーズアイ(虎目石) | |
マラカイト(孔雀石) | |
オプシディアン(黒耀石) | 火山岩の一種。 |
ソーダライト(方ソーダ石) | 準長石の一(Na4Al3(SiO4)3Cl)。ラピスラズリを構成する一成分でもある青色の宝石。 |
フローライト(蛍石) | ハロゲン化鉱物の一。主成分はフッ化カルシウム(CaF2)。紫外線により蛍光を示すものもある。 硬度4と軟らかくへき開が完全であるため、衝撃に弱く割れやすい。 |
ジェード(翡翠、硬玉翡翠) | 半透明から不透明な緑色の宝石。 |
ネフライト(軟玉、軟玉翡翠) | 緑からクリーム色を示す角閃石であり、翡翠とは似て非なる宝石。繊維が交差し合う構造を持ち非常に強靭なため加工しやすく、彫刻にも多用される。 |
カルセドニー(玉髄) | 不透明な潜晶質の石英であり、赤色を呈するカーネリアンや緑色を呈するクリソプレーズなど様々な種類のものが含まれる。 |
ジャスパー(碧玉) | 玉髄の一(SiO2)。玉髄のうち、含まれる不純物の影響で透明性を持たない宝石。多様な色を示し、古代から利用されてきた。 |
ブラッドストーン(血玉石) | ヘリオトロープとも。碧玉の一(SiO2・nH2O)。酸化鉄に由来する赤い斑点がみられる緑色の碧玉。 中世にはその赤い斑点がキリストの血であると考えられており、特別な力があると信じられていた。 |
カーネリアン(紅玉髄) | 赤みがかった色を呈する玉髄。 |
クリソプレーズ(緑玉髄) | カルセドニー(玉髄)の一種であり、ニッケルを不純物として含み青りんご色を呈する。 |
バンデッドアゲート | 玉髄の一(SiO2)。同心円状の縞模様を呈するアゲートであり、白色や灰色、黄褐色などを示す。 |
プルームアゲート(羽瑪瑙) | 玉髄の一(SiO2)。透明な玉髄中に羽のような内包物が含まれたアゲートであり様々な色を示す。 |
モスアゲート(苔瑪瑙) | 玉髄の一(SiO2)。玉髄の中に苔を思わせる内包物が含まれたアゲートであり、様々な色が存在する。 |
ツリーアゲート | 玉髄の一(SiO2)。白い石の中に緑色の内包物が含まれたアゲートであり、苔瑪瑙に類似している。 |
デンドリティック・アゲート(模樹瑪瑙) | 玉髄の一(SiO2)。樹状の内包物を有する玉髄。内包物は通常マンガンである。 |
ボツワナアゲート | 玉髄の一(SiO2)。蝋光沢を持つ灰色の縞瑪瑙。名称はその発見地に由来する。 |
レースアゲート(縞瑪瑙) | 玉髄の一(SiO2)。石全体に縞模様や渦模様、ジグザクなどの模様が現れているアゲート。 水色のブルーレースアゲート、赤茶色のラグナレースアゲート、複雑な模様のクレイジーレースアゲート、など様々な名称で呼ばれている。 |
ファイヤーアゲート(炎瑪瑙) | 玉髄の一(SiO2)。主に茶色、赤、オレンジといった色を示すアゲート。針鉄鉱や褐鉄鉱の層の上に石英の薄膜が層をなす構造をしているため遊色効果が現れる。 |
サードニクス(紅縞瑪瑙) | 玉髄の一(SiO2)。アゲートのうち赤い縞模様のものをサードニクスと呼ぶ。サードニクスの赤色は鉄に起因しており、加熱によって色調が際立つ。 |
アメトリン(黄紫水晶) | |
スモーキークォーツ(煙水晶) | 不純物としてアルミニウムを含み黒色を示す水晶。 |
ローズクォーツ(紅水晶) | 不純物などの影響でピンク色を呈する石英。 |
アベンチュリン(インド翡翠) | フクサイトが微細構造として含まれている水晶であり、きらめくように光が反射するアベンチュリン効果を示す。 |
タイガーズアイ(虎目石) | アスベストの繊維を含んだ石英であり、カボション・カットにすることでキャッツアイ効果を示す。 |
ホークスアイ(鷹眼石・青虎眼石) | 青色アスベストの繊維が内包されているため、キャッツアイ効果により黒色から青色を示す石英。その色合いは酸化鉄によるものである。 |
ムーンストーン(月長石) | 長石の一((Na,K)AlSi3O8)。長石の多重層による光の干渉でシラー効果を示す宝石。また、カボション・カットにすることでキャッツアイ効果を出すこともできる。 |
サンストーン(日長石) | ヘリオライト(太陽石)とも。 長石の一(CaAl2Si2O8)。 オレンジがかった赤色を呈する宝石であり、アベンチュリン効果を示す。 |
アマゾナイト(天河石) | 長石(フェルドスパー)の一。微斜長石(マイクロクリン)のうち、微量の鉛により青緑色をしたものをいう。 |
ラブラドライト(曹灰長石) | 長石(フェルドスパー)の一((Ca,Na)(Al,Si)4O8)。 宝石自体の色は灰色であるが、長石の薄膜が層を成している構造のために遊色効果が起こり、虹色の光沢を示す。 |
ハックマナイト(ハックマン石) | ソーダライトの希少種。無色から淡いピンク色の宝石であるが、紫外線の照射により赤みがかった紫色に変色する。 |
その他の宝石
アウイライト、アウイン(藍方石) | ケイ酸塩、硫酸塩、塩化物からなるケイ酸塩鉱物。特徴的な青色の宝石で稀少石。ラピスラズリの主成分である。 |
アパタイト(燐灰石) | 燐酸塩鉱物の一。 |
アンデシン(中性長石) | |
ウレキサイト(曹灰硼石) | 通称テレビ石。 |
カイヤナイト(藍晶石) | 多色性を示す青色の宝石(Al2SiO5)。 |
カルサイト(方解石) | |
クロライト(緑泥石) | クロライトの一種であるクリノクロアがセラフィナイトとの名称でパワーストーンとして扱われている。 |
サーペンティン(蛇紋石) | 緑色を呈する宝石。その蛇皮のような模様は宝石名の由来ともなっている。 |
スギライト(杉石) | 紫色を示す宝石。日本の岩城島で発見され、南アフリカからも産出する。名称は岩石学者であり発見者の杉健一から。 |
スフェーン(くさび石) | チタナイトとも(CaTiSiO5)。ダイアモンドよりもファイアが強く多様な色を示す宝石。 モース硬度5と軟らかいため、宝石としてカットされるのは収集家向けなどに限られている。 |
セレスタイト(天青石) | 無色から青色を呈する宝石(SrSO4)。重晶石(バライト)の仲間。 |
ゾイサイト(灰簾石・黝簾石) | 多様な色を示す宝石であり、ピンク色のものはチューライト、緑色のものはアニョライトと呼ばれる。青色をした宝石であるタンザナイトも灰簾石の一種。 |
ターフェアイト | スピネルに似た淡い紫色を示す宝石であり、1968年にスリランカの砂礫から発見されるまではカットされた4つの宝石のみしか確認されていなかったほどに希少な宝石だった。現在ではスリランカやタンザニア、中国などで産出される。 名称は発見者であるアイルランドのターフェ伯爵に由来する。 |
ダイオプサイド(透輝石) | ケイ酸塩鉱石である透輝石(CaMgSi2O6)のうち外観の美しいものが宝石として利用される。スター効果を示すものもある。 |
ダンビュライト(ダンブリ石) | |
チャロアイト | 強い紫色を示す宝石。1947年にロシアで発見され、1978年に鉱物として認定された比較的新しい宝石。 |
プレーナイト(葡萄石) | 緑色をした宝石。南アフリカ産のものはケープ・エメラルドとも呼ばれる。名称は発見者であるオランダの軍人プレーン大佐に由来する。 |
ペイナイト(ペイン石) | |
ペツォッタイト | 赤色を示す宝石。カボション・カットにすることでキャッツアイ効果を示す。 2002年に発見された新しい宝石であり、名称はこの石を初めて調査したイタリアの鉱物学者であるフェデリコ・ペツォッタに由来する。 |
ユークレース | 無色から青、緑色を示す希少な宝石。へき開が良好で割れやすい性質を持ち、ユークレースという名称は「壊れやすい」という意味のギリシャ語に由来している。 |
ラブラドライト(ラブラドル長石) | 灰長石(アノーサイト)の一。 |
ラリマー | ペクトライトの一種(NaCa2Si3O8(OH))。ドミニカ共和国で産出される水色の宝石。 |
ルチル(金紅石) | ダイヤモンドよりも高い屈折率を持ち、ダイヤモンド光沢を示す宝石(TiO2)。代用ダイヤとしても利用され、テイタニア。ダイアとも呼ばれる。 |
ロードクロサイト | 菱マンガン鉱(MnCO3)からなるピンクから赤色の宝石。中南米が主な産地であることからインカローズ(インカのバラ)とも呼ばれる。 |
ロードナイト(薔薇輝石) | ケイ酸塩鉱物の一種。 |
トリフェーン | リシア輝石(スポジュメン)の一で、黄色を示す宝石をいう。 |
クンツァイト | リシア輝石(スポジュメン)の一で、桃色から紫色を示す宝石をいう。 |
ヒデナイト | リシア輝石(スポジュメン)の一で、不純物として含まれるクロムによって緑色を呈する。緑と透明の二色性を示す。 |
パイライト(黄鉄鉱) | 「愚か者の金」と呼ばれるように、金によく似た色調を示す硫化鉄鉱石(FeS2)。 |
ヘマタイト(赤鉄鉱) | 「黒いダイアモンド」とも呼ばれる黒から灰色の強い輝きを示す鉱物(Fe2O3) |
アズライト(藍銅鉱) | ブルー・マラカイトとも呼ばれる鉱物(炭酸塩鉱物)の一種。 |
マラカイト(孔雀石) | 塩基性炭酸銅に由来する緑色の宝石であり縞模様を有する。 |
クリソコラ(珪孔雀石) | ケイ酸塩鉱物の一種。青、緑 青から緑色を示すガラス質の鉱物である。 |
有機質宝石
|-アンバー 琥珀 化石 黄 樹脂の化石を用いた樹脂光沢を示す宝石である。モース硬度は2-2.5と宝石の中でも特に軟らかい。 |-コーラル 珊瑚 赤 動物であるサンゴの骨格を利用した宝石であり、赤から桃色を示す。 |-パール 真珠 多様 真珠光沢を有し多様な色を示す生物由来の宝石。貝の体内に入った異物が真珠層で包まれることで形成される。養殖による生産も行われており、プラスチックにタチウオの皮を貼りつけた模造品も生産されている。 |-シェル 貝 多様 多様な色形を有し古来から装飾品などに使われてきた生体由来の宝石。炭酸カルシウムおよびタンパク質から成っており、真珠は貝殻の真珠層に由来する。 Shells01.jpg [53][54] |- ||ジェット 黒玉|| 化石 黒 水中や沼地などで石炭化した化石に由来する黒色の宝石。その利用は青銅器時代にまでさかのぼり、紀元前1500年頃にはイングランドで産出されていた。しばしば黒曜石やブラック・トルマリンと混同される。 |- ||アンモライト
人工宝石
オーロラオーラ | 水晶に白金もしくは銀を被覆させた人工宝石。 |
コスモオーラ | 水晶に金を含む複数の金属元素を被覆させた人工宝石。 |
ゴールデンオーラ | 水晶に金を被覆させた人工宝石。 |
ローズオーラ | 水晶に金や白金を蒸着させた赤色の人工宝石。 |