「神格・怪物大辞典:インド神話偏」の版間の差分

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2019年6月19日 (水) 17:24時点における版


ブラフマー ヒンドゥー教の三柱の主神の一。
仏教に取り入れられ、梵天となった。
ヴィシュヌ
シヴァ ヒンドゥー教の三柱の主神の一。ヴェーダ神話に登場する暴風雨神ルドラを起源とする。
仏教に取り入れられ、大黒天となった。
パールヴァティ
ラクシュミ 富と幸運と繁栄の女神。ヴィシュヌの妻。
サラスヴァティ








ディヤウス dyaus ヴェーダの神々。天空神。インドラ、ウシャス、ラートリーの父。
ギリシア神話のゼウス、ローマ神話のユーピテル、北欧神話のテュールと起源、語源を共有する。
プリティヴィー Pṛthivī ヴェーダの神々。地母神。仏教では地天とされる。


アグニ Agni ヴェーダの神々。火の神。炉の火を神格化したもの。清浄と賢明の神で、人と神の仲介者。
『マハーバーラタ』ではローカパーラ(lokapaala『世界の守護神』)八神の一柱として、東南の方角を守護するとされた。
仏教では火天とされる。
アシュヴィン双神 Aśvinau ヴェーダの神々。医術の神で、美しい、うりふたつの双子の神とされる。それぞれナーサティヤ(Nāsatya)とダスラ(Dasra)という名を持つ。
ゾロアスター教においてはノーンハスヤと呼ばれ、ダエーワ(悪魔)とみなされた。他方、スプンタ・マンユの女神ハルワタートとアムルタートの原型となった。
インドラ Indra ヴェーダの神々。武勇神。雷神。ディヤウスとプリティヴィーの息子。アーディティヤ神群の一。仏教では帝釈天とされる。
ゾロアスター教においては、ダエーワ(悪魔)とみなされた。
ヴァーユ Vāyu ヴェーダの神々。風神。仏教では風天とされる。ゾロアスター教においてはワーユと呼ばれ、ダエーワ(悪魔)とみなされた。
ヴァルナ Varuna ヴェーダの神々。ミトラと並ぶ最高神。天空神。司法神。後に水の神になった。アーディティヤ神群の一。アスラ神族。
ヴァルナはしばしば蛇とも関連づけられた。『マハーバーラタ』の中ではナーガ達が暮らす海のあるじだとも、ナーガ達の王だとも呼ばれている。
ウシャス Usas ヴェーダの神々。暁の女神。
スーリヤ Surya ヴェーダの神々。太陽神。インドラの兄弟ともされる。アーディティヤ神群の一。仏教では日天とされる。
トヴァシュトリ Tvaṣṭṛ
マルト Marut ヴェーダの神々。暴風神。
ミトラ Mitra ヴェーダの神々。契約の神。ヴァルナとは表裏一体を成すとされる。アーディティヤ神群の一。アスラ神族。
ゾロアスター教においてはミスラと呼ばれ、司法神、光明神、闇を打ち払う戦士・軍神であり、牧畜の守護神としても崇められた。
ラートリー ヴェーダの神々。夜の女神。天空神ディヤウスの娘で、暁の女神ウシャスの姉。
ルドラ Rudra ヴェーダの神々。暴風神。医療の神でもある。ヒンドゥー教においてはシヴァ神となった。
アディティ ヴェーダの神々。名前は「無限」「無垢」「無制限」を意味する。
アーディティヤ神群と呼ばれる8人の子を持つ(ヴァルナ、ミトラ、アリヤマン、バガ、アンシャ、ダクシャ、インドラ、ヴァーユ )。
サヴィトリ Savitṛ ヴェーダの神々。太陽神。太陽が陽光によって万物を刺激、鼓舞し、活動を促す1側面を神格化したもの。『マハーバーラタ』によるとシヴァ神に両腕を切り落とされる。
バガ ヴェーダの神々。『マハーバーラタ』によるとシヴァ神に両眼を潰される。
プーシャン Pūṣan ヴェーダの神々。太陽神。陽光の持つ万物を生育する力、一切を見渡す力を神格化したもの。『マハーバーラタ』によるとシヴァ神に歯をすべて折られる。
プルシャ インド神話において世界の最初に存在したとされる巨人。
ヤマ インド神話において人間で最初の死者となり、死者の国の王となった。
『アヴェスター』の聖王イマや北欧神話の巨人ユミルと同起源。。仏教では閻魔天とされる。
アイラーヴァタ
ヴリトラ Vṛtra 『リグ・ヴェーダ』などで伝えられる巨大な蛇の怪物。インドラ神とは敵対関係にあり、インドラに殺されることとなる。
ピシャーチャ インド神話における鬼神の一種。食人鬼。グールに相当。
トゥルダク インド神話におけるヤマの従者とされる病魔。
サラマー インド神話に登場する神犬。


ナヴァグラハ(九曜) 天体 宝石 元素 方位 季節 身体 金属 穀物
日曜 スーリヤ 太陽 ルビー 小麦
月曜 チャンドラ 真珠 西北


ラクシュミ
ラークシャサ
ラーヴァナ
インドラジット
クンバカルナ
アナンタ



アラニアーニー

バルジャンヤ



  • バラモン教、『リグ=ヴェーダ』
    • ヴァルナとミスラ(最高神)、インドラ(軍神)、アシュヴィン双神(豊穣神)の三権