「ダメージと回復」の版間の差分

提供: DnD5th
移動: 案内検索
(ヒット・ポイントが0になる)
(ヒット・ポイントが0になる)
 
(同じ利用者による、間の13版が非表示)
行1: 行1:
  
=ヒット・ポイントが0になる=
+
==ヒット・ポイント==
  
*即死
+
*[[ヒット・ポイント]]は肉体的および精神的な打たれ強さと、生きようとする意志と、幸運とを組み合わせた概念である(PHBp196)。
 +
*クリーチャーがダメージを受けるたび、そのクリーチャーのヒット・ポイントは受けたダメージのぶんだけ減少する。
 +
 
 +
==ダメージ・ロール==
 +
 
 +
 
 +
 
 +
*[[ダメージ種別]]
 +
 
 +
==ダメージ抵抗と脆弱性==
 +
 
 +
*[[抵抗]]
 +
**あるクリーチャーまたは物体が特定のダメージ種別への抵抗を有している場合、その種別のダメージは半分になる。
 +
*[[脆弱性]]
 +
**あるクリーチャーまたは物体が特定のダメージ種別への脆弱性を有している場合、その種別のダメージは2倍になる。
 +
 
 +
==回復==
 +
 
 +
*現在ヒット・ポイントが、最大ヒットポイントを上回ることはない。
 +
*死亡したクリーチャーは、蘇生されない限り、ヒット・ポイントを回復させることができない。
 +
 
 +
==ヒット・ポイントが0になる==
 +
 
 +
*[[即死]]
 
**君の受けたダメージが、HPを0にしてなお余りある場合、その余りが君の最大HP以上であれば、君は即死する。
 
**君の受けたダメージが、HPを0にしてなお余りある場合、その余りが君の最大HP以上であれば、君は即死する。
*気絶
+
*[[気絶]]
 
**ダメージによって、HPが0になったが即死しなかった場合、気絶状態になる。君が何点でもヒット・ポイントを回復した時点で、気絶状態は終了する。
 
**ダメージによって、HPが0になったが即死しなかった場合、気絶状態になる。君が何点でもヒット・ポイントを回復した時点で、気絶状態は終了する。
*死亡セーヴィング・スロー
+
*[[死亡セーヴィング・スロー]]
 
**君のターンの開始時に君のヒット・ポイントが0であったなら、(容態安定化していない限り)死亡セーヴィング・スローと呼ばれる特殊なセーヴィング・スローを行う。
 
**君のターンの開始時に君のヒット・ポイントが0であったなら、(容態安定化していない限り)死亡セーヴィング・スローと呼ばれる特殊なセーヴィング・スローを行う。
 
**死亡セーヴィング・スローは、どの能力値にも対応していない。セーヴの成功率そのものを上下させる呪文や効果は影響を受ける。
 
**死亡セーヴィング・スローは、どの能力値にも対応していない。セーヴの成功率そのものを上下させる呪文や効果は影響を受ける。
 
**d20で10以上であれば、セーヴは成功、9以下であれば失敗だ。出目1は2回の失敗として扱う。出目20の場合、ヒット・ポイントが1回復する。
 
**d20で10以上であれば、セーヴは成功、9以下であれば失敗だ。出目1は2回の失敗として扱う。出目20の場合、ヒット・ポイントが1回復する。
 
**死亡セーヴに合計で3回失敗するとキャラクタは死亡する。逆に合計で3回成功すると容態安定化する。成功した回数と失敗回数は、キャラクタのヒット・ポイントが回復するか容態安定化するまで記録しておくこと。
 
**死亡セーヴに合計で3回失敗するとキャラクタは死亡する。逆に合計で3回成功すると容態安定化する。成功した回数と失敗回数は、キャラクタのヒット・ポイントが回復するか容態安定化するまで記録しておくこと。
*容態安定化
+
*[[容態安定化]]
**アクションとして、気絶状態のクリーチャーに応急処置を行うことができる。難易度10の【判断力】〈医術〉判定に成功するれば、クリーチャーは容態安定化する。
+
**アクションとして、気絶状態のクリーチャーに応急処置を行うことができる。難易度10の〈医術〉(【判断力】)判定に成功するれば、クリーチャーは容態安定化する。
 
**容態安定化したクリーチャーが再びダメージを受けると、再び死亡セーヴを行わなければならない状態に戻る。
 
**容態安定化したクリーチャーが再びダメージを受けると、再び死亡セーヴを行わなければならない状態に戻る。
 
**容態安定化したまま1d4時間がすぎると1ヒット・ポイント回復する。
 
**容態安定化したまま1d4時間がすぎると1ヒット・ポイント回復する。
 +
*[[クリーチャーを気絶させる]]
 +
**攻撃者が敵を殺すことなく無力化したい場合、近接攻撃者が相手のヒット・ポイントを0にしたとき、直ちに気絶状態にし、かつ容態安定化させることができる。

2018年11月25日 (日) 05:32時点における最新版

ヒット・ポイント

  • ヒット・ポイントは肉体的および精神的な打たれ強さと、生きようとする意志と、幸運とを組み合わせた概念である(PHBp196)。
  • クリーチャーがダメージを受けるたび、そのクリーチャーのヒット・ポイントは受けたダメージのぶんだけ減少する。

ダメージ・ロール

ダメージ抵抗と脆弱性

  • 抵抗
    • あるクリーチャーまたは物体が特定のダメージ種別への抵抗を有している場合、その種別のダメージは半分になる。
  • 脆弱性
    • あるクリーチャーまたは物体が特定のダメージ種別への脆弱性を有している場合、その種別のダメージは2倍になる。

回復

  • 現在ヒット・ポイントが、最大ヒットポイントを上回ることはない。
  • 死亡したクリーチャーは、蘇生されない限り、ヒット・ポイントを回復させることができない。

ヒット・ポイントが0になる

  • 即死
    • 君の受けたダメージが、HPを0にしてなお余りある場合、その余りが君の最大HP以上であれば、君は即死する。
  • 気絶
    • ダメージによって、HPが0になったが即死しなかった場合、気絶状態になる。君が何点でもヒット・ポイントを回復した時点で、気絶状態は終了する。
  • 死亡セーヴィング・スロー
    • 君のターンの開始時に君のヒット・ポイントが0であったなら、(容態安定化していない限り)死亡セーヴィング・スローと呼ばれる特殊なセーヴィング・スローを行う。
    • 死亡セーヴィング・スローは、どの能力値にも対応していない。セーヴの成功率そのものを上下させる呪文や効果は影響を受ける。
    • d20で10以上であれば、セーヴは成功、9以下であれば失敗だ。出目1は2回の失敗として扱う。出目20の場合、ヒット・ポイントが1回復する。
    • 死亡セーヴに合計で3回失敗するとキャラクタは死亡する。逆に合計で3回成功すると容態安定化する。成功した回数と失敗回数は、キャラクタのヒット・ポイントが回復するか容態安定化するまで記録しておくこと。
  • 容態安定化
    • アクションとして、気絶状態のクリーチャーに応急処置を行うことができる。難易度10の〈医術〉(【判断力】)判定に成功するれば、クリーチャーは容態安定化する。
    • 容態安定化したクリーチャーが再びダメージを受けると、再び死亡セーヴを行わなければならない状態に戻る。
    • 容態安定化したまま1d4時間がすぎると1ヒット・ポイント回復する。
  • クリーチャーを気絶させる
    • 攻撃者が敵を殺すことなく無力化したい場合、近接攻撃者が相手のヒット・ポイントを0にしたとき、直ちに気絶状態にし、かつ容態安定化させることができる。