「アンティマジック・フィールド」の版間の差分
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− | |説明文 = 魔法を防ぐ、目に見えない半径10フィートの球体が君を包む。球形の効果範囲内は多元宇宙を満たす魔法のエネルギーから切り離される。この球形の中では呪文は発動され得ず、召喚されたクリーチャーは消え去り、魔法のアイテムすら通常のアイテムとなる。この呪文が終了するまで、この球形は君を中心にして、君とともに移動する。<br> | + | |説明文 = 魔法を防ぐ、目に見えない半径10フィートの球体が君を包む。球形の効果範囲内は多元宇宙を満たす魔法のエネルギーから切り離される。この球形の中では呪文は発動され得ず、召喚されたクリーチャーは消え去り、魔法のアイテムすら通常のアイテムとなる。この呪文が終了するまで、この球形は君を中心にして、君とともに移動する。<br>呪文その他の魔法効果は、アーティファクトが生んだものや神格が生んだものを除いて、すべてこの球形の中では抑止され、また外から中へ通り抜けることはできない。呪文が抑止されてしまった場合、その呪文を発動するのに使ったスロットは消費されてしまう。効果が抑止されている間、その効果は作用しなくなるが、しかしその効果の持続時間を計算する時には抑止されていた時間も含める。<br><br><b>球形内のものを目標とする効果</b>:[[マジック・ミサイル]]や[[チャーム・パーソン]]など、呪文その他の魔法的果が、この球形内のクリーチャーまたは物体を目標とした場合、それはその目標に対して何の効果も及ぼさない。<br><br><b>魔法の効果範囲</b>:[[ファイアーボール]]など、他の呪文や魔法効果範囲は、そこの球形内には及ばない。もしこの球形が何らかの魔法の効果範囲と重なったならば、魔法の効果範囲のうちこの球形と重なっている部分は抑止される。たとえば[[ウォール・オヴ・ファイアー]]によって創造された炎は、この球形の中では抑止され、もし重なっている部分が十分に大きければ、炎の壁に隙間ができることになる。<br><br><b>呪文</b>:球形内のクリーチャーまたは物体に稼働中の呪文やその他魔法効果がかかっている場合、それらの効果は、クリーチャーまたは物体が球形内にいる間は抑止される。<br><br><b>魔法のアイテム</b>:魔法のアイテムの特性や力は球形内では抑止される(たとえば+1ロングソードは、球形内では魔法的でないロングソードとして機能する)。<br>魔法の武器の特性や力は(I)球形内の目標に対して使用されるか、あるいは(II)その魔法の武器を使用する攻撃者が球形内にいるならば、抑止される。だが、もし魔法の武器や個々の魔法の矢弾が完全に球形から出たならば(たとえば球体の中から球形の外の目標に対して魔法のアローを射たりを魔法のスピアを投擲したならば)、そのアイテムの魔法は、球形を出た瞬間から、もはや抑止されなくなる。<br><br><b>魔法的移動</b>:瞬間移動や次元移動は、この球形内では機能しない。これはつまり、球形内がこうした魔法的移動の終着点である場合や出発点である場合には機能しないということである。他の場所、世界、存在の次元界に通じるポータルや([[ロープ・トリック]]呪文で生み出されるような)異次元世界の開口部は、この球形内にある間は、一時的に閉じてしまう。<br><br><b>クリーチャーと物体</b>:魔法によって召喚または創造されたクリーチャーや物体は、一時的に存在を止め、かき消すようにいなくなる。消えたものは、"そのものが占めていた場所"がもはや球形内に含まれなくなったとたん、再び現れる。<br><br><b>ディスペル・マジック</b>:[[ディスペル・マジック]]等の呪文や魔法効果はこの球形そのものに対して一切の効果を持たない。同様に、別々のアンティマジック・フィールド呪文で生み出された球形どうしが、互いに打ち消し合うことはない。 |
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2021年4月5日 (月) 01:04時点における最新版
アンティマジック・フィールド /Antimagic Field | |
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魔法抑止の場 | |
防御術 () | |
呪文レベル | 8レベル(クレリック) |
構成要素 | 音声、動作、物質 |
発動時間 | 1アクション |
距離 | 自身(半径10フィートの球形) |
持続時間 | 精神集中、最大1時間まで |
セーヴ | ・() |
説明文 | 魔法を防ぐ、目に見えない半径10フィートの球体が君を包む。球形の効果範囲内は多元宇宙を満たす魔法のエネルギーから切り離される。この球形の中では呪文は発動され得ず、召喚されたクリーチャーは消え去り、魔法のアイテムすら通常のアイテムとなる。この呪文が終了するまで、この球形は君を中心にして、君とともに移動する。 呪文その他の魔法効果は、アーティファクトが生んだものや神格が生んだものを除いて、すべてこの球形の中では抑止され、また外から中へ通り抜けることはできない。呪文が抑止されてしまった場合、その呪文を発動するのに使ったスロットは消費されてしまう。効果が抑止されている間、その効果は作用しなくなるが、しかしその効果の持続時間を計算する時には抑止されていた時間も含める。 球形内のものを目標とする効果:マジック・ミサイルやチャーム・パーソンなど、呪文その他の魔法的果が、この球形内のクリーチャーまたは物体を目標とした場合、それはその目標に対して何の効果も及ぼさない。 魔法の効果範囲:ファイアーボールなど、他の呪文や魔法効果範囲は、そこの球形内には及ばない。もしこの球形が何らかの魔法の効果範囲と重なったならば、魔法の効果範囲のうちこの球形と重なっている部分は抑止される。たとえばウォール・オヴ・ファイアーによって創造された炎は、この球形の中では抑止され、もし重なっている部分が十分に大きければ、炎の壁に隙間ができることになる。 呪文:球形内のクリーチャーまたは物体に稼働中の呪文やその他魔法効果がかかっている場合、それらの効果は、クリーチャーまたは物体が球形内にいる間は抑止される。 魔法のアイテム:魔法のアイテムの特性や力は球形内では抑止される(たとえば+1ロングソードは、球形内では魔法的でないロングソードとして機能する)。 魔法の武器の特性や力は(I)球形内の目標に対して使用されるか、あるいは(II)その魔法の武器を使用する攻撃者が球形内にいるならば、抑止される。だが、もし魔法の武器や個々の魔法の矢弾が完全に球形から出たならば(たとえば球体の中から球形の外の目標に対して魔法のアローを射たりを魔法のスピアを投擲したならば)、そのアイテムの魔法は、球形を出た瞬間から、もはや抑止されなくなる。 魔法的移動:瞬間移動や次元移動は、この球形内では機能しない。これはつまり、球形内がこうした魔法的移動の終着点である場合や出発点である場合には機能しないということである。他の場所、世界、存在の次元界に通じるポータルや(ロープ・トリック呪文で生み出されるような)異次元世界の開口部は、この球形内にある間は、一時的に閉じてしまう。 クリーチャーと物体:魔法によって召喚または創造されたクリーチャーや物体は、一時的に存在を止め、かき消すようにいなくなる。消えたものは、"そのものが占めていた場所"がもはや球形内に含まれなくなったとたん、再び現れる。 ディスペル・マジック:ディスペル・マジック等の呪文や魔法効果はこの球形そのものに対して一切の効果を持たない。同様に、別々のアンティマジック・フィールド呪文で生み出された球形どうしが、互いに打ち消し合うことはない。 |
レベル上昇 | |
物質要素 | 鉄粉または鉄のやすりくずを1つまみ |
出典 | PHB/p238 |