「グリフ・オヴ・ウォーディング」の版間の差分

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               |目標範囲効果値 =  
 
               |目標範囲効果値 =  
 
                     |持続時間 = 解呪されるか作動するまで
 
                     |持続時間 = 解呪されるか作動するまで
                   |セーヴ種類 =  
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                   |セーヴ種類 = 敏捷力
                   |セーヴ結果 =  
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                   |セーヴ結果 = 半減
 
                   |セーヴ補足 =  
 
                   |セーヴ補足 =  
                       |説明文 = この呪文を発動する際、君はこの呪文により、後に魔法の効果を解き放つ秘文を刻み込むことができる。君はこの秘文を何らかの表面(机、床や壁の一部分など)または閉じて秘文を隠すことのできる物体一つ(本、巻物、宝箱など)に刻み込む。この秘文は最大で直径10フィートまでの範囲を覆うことができる。その表面または物体が、君がこの呪文を発動した時の所在地から10フィートより遠くに移動した時点で、この秘文は破壊され、この呪文は作動することなく終了する。<br> この秘文はほとんど不可視であり、発見するためには君の呪文セーヴ難易度に対する【知力】〈捜査〉判定が必要である。<br> 君はこの呪文を発動する際にこの呪文の作動条件を設定する。表面に刻まれた秘文の場合、最も一般的な作動条件は、その表面に触れる、その表面上に立つ、秘文を覆っている物体を取り除く、秘文から特定の距離内に近づく、秘文の刻まれた物体を操作する、などだ。物体の内部に刻まれた秘文の場合、最も一般的な作動条件は、その物体を開く、秘文から特定の距離内に近づく、秘文を見るか読む、などだ。秘文が作動した時点でこの呪文は終了する。<br> 君は作動条件をより細かく設定できる。この呪文が起動するのは、特定の状況、身体的な特徴(たとえば身長や体重)、クリーチャーの種別(たとえば"異形クリーチャーのみ"、あるいは"ドラウのみ"に作用する)、あるいは特定の属性のクリーチャーのみといった指定も可能だ。君はまた、特定の合言葉を口にした場合は作動しないなど、秘文が作動しないクリーチャーの条件を指定することができる。<br>秘文を刻む際、爆発のルーンか呪文の秘文のいずれかを選ぶこと。<br><br><b>爆発のルーン</b>:この秘文が作動すると、秘文を中心とした半径20フィートの球形の範囲に魔法のエネルギーが炸裂する。この球形は角を回り込んで広がる。範囲内のクリーチャーは皆【敏捷力】セーヴを行わねばならず、失敗すると5d8の[酸]、[電撃]、[火]、[雷鳴]または[冷気]ダメージを受ける(君が秘文を作成する際にダメージ種別を1つ選ぶ)。このセーヴに成功した者は半分のダメージを受ける。<br><br><b>呪文の秘文</b>
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                       |説明文 = この呪文を発動する際、君はこの呪文により、後に魔法の効果を解き放つ秘文を刻み込むことができる。君はこの秘文を何らかの表面(机、床や壁の一部分など)または閉じて秘文を隠すことのできる物体一つ(本、巻物、宝箱など)に刻み込む。この秘文は最大で直径10フィートまでの範囲を覆うことができる。その表面または物体が、君がこの呪文を発動した時の所在地から10フィートより遠くに移動した時点で、この秘文は破壊され、この呪文は作動することなく終了する。<br> この秘文はほとんど不可視であり、発見するためには君の呪文セーヴ難易度に対する【知力】〈捜査〉判定が必要である。<br> 君はこの呪文を発動する際にこの呪文の作動条件を設定する。表面に刻まれた秘文の場合、最も一般的な作動条件は、その表面に触れる、その表面上に立つ、秘文を覆っている物体を取り除く、秘文から特定の距離内に近づく、秘文の刻まれた物体を操作する、などだ。物体の内部に刻まれた秘文の場合、最も一般的な作動条件は、その物体を開く、秘文から特定の距離内に近づく、秘文を見るか読む、などだ。秘文が作動した時点でこの呪文は終了する。<br> 君は作動条件をより細かく設定できる。この呪文が起動するのは、特定の状況、身体的な特徴(たとえば身長や体重)、クリーチャーの種別(たとえば"異形クリーチャーのみ"、あるいは"ドラウのみ"に作用する)、あるいは特定の属性のクリーチャーのみといった指定も可能だ。君はまた、特定の合言葉を口にした場合は作動しないなど、秘文が作動しないクリーチャーの条件を指定することができる。<br>秘文を刻む際、爆発のルーンか呪文の秘文のいずれかを選ぶこと。<br><br><b>爆発のルーン</b>:この秘文が作動すると、秘文を中心とした半径20フィートの球形の範囲に魔法のエネルギーが炸裂する。この球形は角を回り込んで広がる。範囲内のクリーチャーは皆【敏捷力】セーヴを行わねばならず、失敗すると5d8の[酸]、[電撃]、[火]、[雷鳴]または[冷気]ダメージを受ける(君が秘文を作成する際にダメージ種別を1つ選ぶ)。このセーヴに成功した者は半分のダメージを受ける。<br><br><b>呪文の秘文</b>:この秘文の作成過程の一部として、君はこの秘文に自分が準備している3レベル以下の呪文1つを封じる。その呪文は1体のクリーチャーまたは一定の範囲を目標とするものでなければならない。君は封じる呪文を発動するが、その効果はただちには発揮されず、この秘文が作動した時点で発動したものとみなされる。目標を選ぶ呪文の場合、その呪文はこの秘文を作動させたクリーチャーを目標にする。範囲に作用する呪文の場合、作動させたクリーチャーがその呪文の範囲の中心になる。敵対的なクリーチャーを召還する呪文や、有害な物体ないし罠を作り出すような呪文の場合、その呪文の効果は可能な限り侵入者に近い位置に発生し、侵入者を攻撃する。精神集中を要する呪文の場合、その呪文は最大の持続時間まで持続する。
 
                   |説明文補足 =  
 
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                   |一行説明文 =  
 
                   |一行説明文 =  
                   |レベル上昇 = 君がこの呪文をより高い呪文スロットを用いて発動する場合、スロットのレベルが3レベルを1上回るごとに、爆発のルーンのダメージが1d8増加する。
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                   |レベル上昇 = 君がこの呪文をより高い呪文スロットを用いて発動する場合、スロットのレベルが3レベルを1上回るごとに、爆発のルーンのダメージが1d8増加する。呪文の秘文を作る場合、秘文に封じることのできる呪文レベルの最大値は、グリフ・オヴ・ウォーディングの発動に用いた呪文スロットのレベルに等しい。
 
                     |物質要素 = 200gp以上の価値のあるダイアモンドと香。(これは呪文により消費される)
 
                     |物質要素 = 200gp以上の価値のあるダイアモンドと香。(これは呪文により消費される)
 
                 |構成要素補足 =  
 
                 |構成要素補足 =  

2021年4月4日 (日) 23:52時点における最新版


グリフ・オヴ・ウォーディング /Glyph of Warding
守りの秘文
防御術 ()
呪文レベル 3レベル(クレリック)
構成要素 音声、動作、物質
発動時間 1時間
距離 接触
持続時間 解呪されるか作動するまで
セーヴ 敏捷力・半減()
説明文 この呪文を発動する際、君はこの呪文により、後に魔法の効果を解き放つ秘文を刻み込むことができる。君はこの秘文を何らかの表面(机、床や壁の一部分など)または閉じて秘文を隠すことのできる物体一つ(本、巻物、宝箱など)に刻み込む。この秘文は最大で直径10フィートまでの範囲を覆うことができる。その表面または物体が、君がこの呪文を発動した時の所在地から10フィートより遠くに移動した時点で、この秘文は破壊され、この呪文は作動することなく終了する。
 この秘文はほとんど不可視であり、発見するためには君の呪文セーヴ難易度に対する【知力】〈捜査〉判定が必要である。
 君はこの呪文を発動する際にこの呪文の作動条件を設定する。表面に刻まれた秘文の場合、最も一般的な作動条件は、その表面に触れる、その表面上に立つ、秘文を覆っている物体を取り除く、秘文から特定の距離内に近づく、秘文の刻まれた物体を操作する、などだ。物体の内部に刻まれた秘文の場合、最も一般的な作動条件は、その物体を開く、秘文から特定の距離内に近づく、秘文を見るか読む、などだ。秘文が作動した時点でこの呪文は終了する。
 君は作動条件をより細かく設定できる。この呪文が起動するのは、特定の状況、身体的な特徴(たとえば身長や体重)、クリーチャーの種別(たとえば"異形クリーチャーのみ"、あるいは"ドラウのみ"に作用する)、あるいは特定の属性のクリーチャーのみといった指定も可能だ。君はまた、特定の合言葉を口にした場合は作動しないなど、秘文が作動しないクリーチャーの条件を指定することができる。
秘文を刻む際、爆発のルーンか呪文の秘文のいずれかを選ぶこと。

爆発のルーン:この秘文が作動すると、秘文を中心とした半径20フィートの球形の範囲に魔法のエネルギーが炸裂する。この球形は角を回り込んで広がる。範囲内のクリーチャーは皆【敏捷力】セーヴを行わねばならず、失敗すると5d8の[酸]、[電撃]、[火]、[雷鳴]または[冷気]ダメージを受ける(君が秘文を作成する際にダメージ種別を1つ選ぶ)。このセーヴに成功した者は半分のダメージを受ける。

呪文の秘文:この秘文の作成過程の一部として、君はこの秘文に自分が準備している3レベル以下の呪文1つを封じる。その呪文は1体のクリーチャーまたは一定の範囲を目標とするものでなければならない。君は封じる呪文を発動するが、その効果はただちには発揮されず、この秘文が作動した時点で発動したものとみなされる。目標を選ぶ呪文の場合、その呪文はこの秘文を作動させたクリーチャーを目標にする。範囲に作用する呪文の場合、作動させたクリーチャーがその呪文の範囲の中心になる。敵対的なクリーチャーを召還する呪文や、有害な物体ないし罠を作り出すような呪文の場合、その呪文の効果は可能な限り侵入者に近い位置に発生し、侵入者を攻撃する。精神集中を要する呪文の場合、その呪文は最大の持続時間まで持続する。
レベル上昇 君がこの呪文をより高い呪文スロットを用いて発動する場合、スロットのレベルが3レベルを1上回るごとに、爆発のルーンのダメージが1d8増加する。呪文の秘文を作る場合、秘文に封じることのできる呪文レベルの最大値は、グリフ・オヴ・ウォーディングの発動に用いた呪文スロットのレベルに等しい。
物質要素 200gp以上の価値のあるダイアモンドと香。(これは呪文により消費される)
出典 PHB/p234