アノーラッチ

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名称 アノーラッチ/Anauroch
首都 シェイド市
元首
人口 114,048(シェイド市は含まない。人間77%、アサバイ17%、ノール5%)
政治形態 魔導制(シェイド市)、部族制(ベダイン)
宗教
主たる輸入品 家畜、木製品
主たる輸出品 塩、香辛料
属性 中立にして悪、混沌にして悪、混沌にして善
説明文 アノーラッチはフェイルーン北部を東西に2分割している荒野だ。アノーラッチは"大砂漠"または"大砂海"としても知られている。アノーラッチは15世紀以上前に太古のネザリル帝国を呑み込み、その後、同じ場所に興隆した輝ける王国を喰らった。何世代にも渡って、アノーラッチの無慈悲な侵食は国々を破壊し、周辺地域にモンスターを追いやって来た。アノーラッチはフェイルーンの砂漠のなかでは最も大きいが、誰も住んでいないわけではまったくない。ベダインとして知られている、高貴なバーバリアンの遊牧人種が荒野を徘徊している。ゼンタリムの駐屯部隊とパトロール隊は黒道沿いの一連のオアシスを保有している。黒道とはテシェンデイルの廃墟から灰色峰山脈の下にあるロークヘと、西に曲がっている交易ルートだ。最後に、そしてこれが最も重要なのだが、かつて"渇きの浅瀬"として知られていた場所に"影の帝国"が建設された。ネザリルが滅んだ時に、影界に逃げ込むことによって難を逃れたネザリル人の都市であるシェイドが今やフェイルーンに戻って来ているのだ。そしてその主人たちは世界の現在の形を熟慮しており、次にどこを征服しようか考えている。
出典 FRCS/p99



生活と社会

主要な地勢

エイザーハット

このひび割れた岩がちな山脈は、"アターの眼鏡"の東部に鎌えている。岩にある深い割れ目は、好戦的なアサバイ部族が住んでいる洞窟に通じている。これらのアサバイ部族は、何十マイルにも渡る範囲の砂漠を荒らし回っている。

影海

かつてここは"渇きの浅瀬"だった。あらゆる方角に何マイルも広がる広大な盆地であり、水が完全に干上がった塩原だったのだ。シェイド市が戻って来たことにより、ここでは何らかの強力な魔法が働いている。というのも、トリルの地勢のなかでも最も険しいものがかつて存在していた何千平方マイルもの場所が今では、黒雲と霧に永遠に包まれた澄んだ湾たい湖になってしまっているからだ。シェイド市は、この湖の化岸にある。

サイヤダー

"渇きの浅瀬"からそう遠くないところに、サイヤダーがある。サイヤダーは乾燥した草原であり、野生の草食動物が住んでいる。ここはベダイン部族の狩り場だ。剣砂漠中央部にある、100マイルの肥沃地帯なのである。

シミター山脈

この暗くオベリスクに似た岩がちな山脈は、"アターの眼鏡"として知られている岩がちの荒野と"渇きの浅瀬"を隔てている。挨っぽい砂から、黒いざざぎざした剣のような石が立ち上がっており、麓に丘はなく、峡谷もなく、ペンペン草1本生えていない。髑髏峠とジャッカル道という2つの峠が山脈を分断している。

剣砂漠

剣砂漠は、広大な砂丘の海と砂砂漠が支配している地域だ。その中心部は"虚無地方"と呼ばれており、ベダインですらそこへ行こうとはしない。

重要地点

シェイド市

(巨大都市 ????)

魔法暴発の年の前半、黒い城壁と高い尖塔を持つ神秘的な飛行都市がダイア森の上空に物質化した。その後すぐその都市はアノーラッチの南部にあるシミター山脈の近くに着陸した。その出現と同時に、"渇きの浅瀬"が水浸しになった。新たに到着した都市住民は、ネザリル帝国が崩壊した時に影界に逃げ込んだネザリル人ウィザードの子孫である。都市の街路とその周辺地域を、黒い鎧を着たウィザード戦士の軍団がパトロールしている。影素材の力を身につけた大ウィザード・シェイドのサークルがこの都市を率いている。その昔、ネザリル人の魔法使い公爵たちがこの地を支配していたのと同じように。シェイド市は、トリル上に存在する秘術力が最も強力に集中している場所のなかの1つだ。この都市の予期せぬ到着により、フェイルーン中の賢者と強者の会議が頭を悩ませている。

ローンガダス

(廃墟)

砂漠の北西の縁にあるアスコア市の廃嘘から東に40マイルほど行ったところに、砂の中にもう1つの都市の廃嘘がある。この廃墟は古いが、ほとんど手付かずだ。ここには強力で傲慢なラミアの氏族が住んでいる。ラミアは、不注意なゼントのキャラバンやベダインを探して近くのオアシスをうろついているが、砂漠の住民たちの間でローンガダスが悪い評判を得ているため、彼らはローンガダスを避けている。ラミアの指導者は強力なソーサラーであると言われている。

地域の歴史

陰謀と噂