泰平なる諸王国アルカディア

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泰平なる諸王国アルカディア /Arcadia
外方次元界
解説 アルカディアでは、木々が完壁な直線状に並んだ果樹園が生い茂り、定規で画いたように真っ直ぐな小川が流れ田畑は整然と区切らね都市は幾何学的に美しく配置されている。山々は一切、侵食の作用を受けてない。アルカディアにあるすべてのものは共通の善と、傷ひとつない存在形態に向かってたゆみなく進んでいる。この地では、調和を乱すものはない。アルカディアにあるものはすべて、このうえなく完壁で、メカヌスほど厳密に統制されているわけでもなく、セレステイアのものたちほど自己完成に身を捧げているわけでもないと言われている。しかし、それもまったく正しいというわけでもない。実際、アルカディアの住人はしばしば自己自身の正義を確信するあまり、自分の欠陥をなかなか認めようとしない。何千年も昔にアルカディアの最下層であったメナウシスが失われ、その霊性がメカヌスヘと移動して究極の秩序の領域たる歯車の1つとなってしまったのも、そのことが原因かもしれない。当然の応報を司る神格、こん棒の聖カスバートはアルカディアに己の領土を持っている。
物理的特性
元素およびエネルギー特性
属性的特性 軽度な秩序属性
魔法的特性
住人・請願者 {{{住人}}}
{{{請願者}}}
遭遇表 {{{遭遇表}}}



階層
アベルリオ アルカディアの第一階層の大部分は平坦だが、きちんと調整された山々や丘陵もある。この地には、森や湖、野山、小川などもすべてある。ここは豊穣の階層であり、普通の動物も含めて、ありとあらゆるものが共通の善のために働いている。 大顎
クランゲディン山
ブクセヌス アルカディアの第2階層は第1階層と非常によく似ており、まったくむらのない草に覆われた心地よい谷間、自然に育つ果樹園、円形の湖などがある。しかし、ここは、失われたメナウシス階層を取り戻そうと、メカヌスに対して当然の権利であるイデオロギー的な襲撃をしかけるための力を蓄えているアルカディアの軍勢の集積地ともなっている。この"再解放"が実際に起こるかどうかは、誰にも判らない。この階層の至る所に、"調和党"と呼ばれる、物質界出身の特に軍隊的な分派の訓練場がある。彼らは善を求めていはするものの、この"再訓練キャンプ"は害となることの方が多い-少なくとも、多くの権力者はそう見ている。こうしたキャンプで調和党は、混沌の属性を持つ"借りてきた"定命のものたちに対して秩序と調和の教義を教え込み、彼らの霊的なアイデンティティーを以前より調和的なものに変えようと努めている。不幸なことに、成功率は低い。より高い見地から見ると、こうしたキャンプの存在は、実際に、ブクセヌス階層の性向を善より秩序方向へと変えつつある。こうした変化が続けば、アルカディアはすでに失った第3階層だけでなく、最終的に第2階層もメカヌスにとられてしまうだろう。
メナウシス アルカディアの第3階層は、実際にはもはや存在しない(なくなって数千年は経っている)。その次元的な霊性はメカヌスに吸収されてしまっている。この大災害はフォーミアンの過剰な植民と、彼らの過剰かつ無慈悲なまでに秩序に偏った思考様式のせいであったとされる。今となっては、メカヌスのどの部分がかつてのメナウシスであったかは、誰にも判らない。しかし、フォーミアンの巣車群の大部分はかつてのメナウシスであった可能性が高い。


  • クランゲディン山