説明文
|
チラチラとした光の小さな群れが宙に浮かんでいる。その周りを複数の鮮やかな水晶や宝石が周回している。
定命のものは自由意志という贈り物を持つが、論理と感情は彼らの決定に影響を与える。パラクレトスは定命のものとつながり、感情の影響(特に生の感情の二元的な本質)を定命のものの振る舞いから学ぶ調査員としての機能を果たすアイオーンである。彼らは特に強い感情を持っていたり、特に強い論理的な才能を持つ定命のもの(高い【魅力】や【知力】を持つキャラクター)を探して、次元界をさまよう。ひとたびパラクレトスがそのようなクリーチャーのものに至れば、パラクレトスは目標の感情的あるいは論理的な情報と選択の関係を学ぶために、その近くにとどまる。しばしば、パラクレトスは外部の存在が目標にどのような影響を及ぼすのか学ぶため、自身の感情のオーラを目標に使用する。目標となったクリーチャーにとって不幸なことに、パラクレトスが有益な効果や害を及ぼす効果を使用するかどうかは、その意図と目的の全てのための偶然にすぎない――パラクレトスの複雑な論理にも関わらず、現実に起きる偶然は完璧なものだ。
選択肢があれば、パラクレトスは直接の戦闘を避け、状況に影響をおよぼすためにその感情のオーラを使用する。自分の身を守る必要に迫られれば、その水晶製の物体をぶつけるだけでなく、敵を叩きつけ電気ショックのエネルギーを放つためにそれらに飛びかかる。パラクレトスを周回している水晶は論理の面を固めたもので、この中心の部分の元となる渦巻く煙と光は生の感情の顕現である――パラクレトスが倒されると、クリスタルと煙の両方が無に帰すことになる。
パラクレトスは《上級使い魔》特技を持つ中立の7レベルの呪文の使い手に、使い魔として選ばれることもある。パラクレトスの使い魔は現れる感情と論理の観察という自らの目的を諦めたわけではない。しかしその主人の指示に従う――これはパラクレトスの感情のオーラが無作為に使用されるわけではない状況の一例である。
パラクレトスの体の中央部は光とエネルギーに見えるが、それは実際のところ固体であり、触ると帯電した肉のように奇妙に感じる。
|